MEIKO GREEN(マイコグリーン) / HOST2021:ライブデモンストレーションと新製品プレビュー
テクノロジーやトレンドが集結するHOST展は、10月22日から26日までミラノで開催された、外食・宿泊・ケータリング業界のプロフェッショナルが集う展示会です。1,300社以上が出展したヨーロッパ有数のこの展示会は、世界中の関係者が待ち望んでいたフォーラムでした。MEIKO(マイコ)においては、MKN社と共同でフル稼働のデモキッチンを設置し、来場者の皆様にハイテクノロージーなソリューションを直接体験していただくことができました。また、MEIKO GREEN(マイコグリーン)の分野では、生ごみの処理をインテリジェントかつ総合的に行うための新しいソフトウェアをお披露目しました。
5日間、ミラノはフードサービスとホテルの話題で持ちきりとなりました。HOST展はヨーロッパを代表する展示会であり、知識の伝達と未来の産業を予感させるプラットフォームが提供されました。また、この展示会はこれまでの厳しい状況の先に見える一筋の光を象徴するものでもありました。そしてようやくこの展示会が、ヨーロッパやその他の国々からミラノにやってくる知識豊富な業界のプロフェッショナルを迎えることとなったのです。
MEIKO(マイコ)のブースでたくさんの見所がありました。衛生管理の専門家やMKN社の協力を得て、常に誰かが料理をしているようなフル稼働のデモキッチンライブを行いました。さらに厨芥処理のマーケットリーダーであるMEIKO GREEN(マイコグリーン)のシステムも設置されました。食べ残しや生ゴミはキッチンで処理され、タンクに保管されます。これにより来場者は、食器洗浄機と厨芥処理機の技術がいかに全体的なシステムとして機能するように設計されているかを、実際の環境で体験することができました。このシステムには、Smart Label Award(スマートラベルアワード)、Footprint Award(フットプリントアワード)、FCSI Sustainable Catering Equipment Award(FCSIサスティナブルケータリング機器アワード)を受賞した精密な投入ステーションBioMaster(バイオマスター)も搭載されました。このBioMaster(バイオマスター)は、フード型食器洗浄機「M-iClean H」のワークトップにシームレスに組み込まれています。また、真空システム「WasteStar Flexible Concept (ウェストスターフレキシブルコンセプト)」と新製品のフライト型食器洗浄機「M-iQ BlueFire(マイキュー ブルーファイア)」も見事に調和していました。食器洗浄機から厨芥処理関連のポンプ、真空、貯蔵技術のポートフォリオ全体から、生ごみのスペースと量に合わせて正確に調整されたシステムや流れをご覧いただくことができました。
「食品廃棄物のマネジメントは、業務用厨房が将来に向けて取り組むべき最も緊急性の高い課題の一つです。今回のパンデミックで、衛生管理の重要性が明らかになりましたが、それは厨房からでる食品廃棄物にも当てはまります。今回のHOST展は、直接会って話ができるという点で私たちにとって特別なものでしたが、それだけではありませんでした。」と、MEIKO GREEN(マイコグリーン)のインターナショナル・セールスの責任者であるハネス・ブラウンは説明します。「今や衛生面は世界中で最重要課題となっています。私たちは、手を触れたり交叉汚染を起こしたりすることなく、厨房から濡れた廃棄物を除去する方法をライブで紹介しました。」
また来場者の関心は、サステナビリティにも向けられていました。「私たちにとってのサステナビリティとは、廃棄物を資源として理解し、それをエネルギーサイクルに戻すことです。しかし、それだけではありません。食品廃棄物を事前に削減し、回避できない廃棄物を最大限に活用しています。今回そのシステムをご準備しました。」それはまさに食品廃棄物のエキスパートであるMEIKO GREEN(マイコグリーン)が将来的に提供する予定の新しいソフトウェアのことであり、今回はそのプレビュー版が展示されました。
「このソフトウェアは、食品廃棄物の処理方法をさらに高度化します。食品廃棄物の量を減らすことで、食品廃棄物管理の収益性と持続可能性の両方を高めることができます。食品廃棄物を減らすことは、道徳的な義務であると同時に、どんなビジネスにも大きな経済的利益をもたらします。だからこそ、私たちのソリューションは、オペレーターやコンサルタントから非常に素晴らしいフィードバックを受けることができたのです。」 このソフトウェアは、すべての食品と廃棄物を分析し、カテゴリーを設定することで、食品廃棄物の発生源に注目させ、厨房が廃棄物を削減するために必要なアプローチをとることができます。ミラノでは、未来のオペレーターと話をする機会もありました。彼らは、MEIKO GREEN(マイコグリーン)の専門スタッフとともに、自分たちの印象や意見をもとに、ソフトウェアのプロセスを微調整しました。これにより、2022年の発売に向けて、業界のニーズに応えることができるものと確信しています。
バイオガスプラントが世界的に成長している中で、このような高い関心が寄せられていることは、MEIKO GREEN(マイコグリーン)にとって大きな励みになります。これは、バイオガスプラントに最適な原料である最高品質の有機バイオマスを提供するシステムを開発するという当社の戦略を強化するものです。私たちのお客様には、運営コストの削減、廃棄物の回収回数の削減、食費の削減、CO2排出量の削減などのメリットがあります」と述べています。HOST展は、明確なデザインとオーダーメイドのキッチンプロセス、そして食器洗浄機と食品廃棄物管理がどのように調和しているのか、そしてそれによってもたらされる環境的・経済的なメリットを、海外のお客様にお見せする絶好の機会でした」とハネス・ブラウンは述べました。